専門医と学ぶ巻き爪・陥入爪治療の相談室 › フォーラム › 巻き爪全般 › 術後経過報告です。 › 返信先: 術後経過報告です。
ご相談ありがとうございます。
フェノール法は爪床と爪母に化学熱傷を起こした状態となります。
なのでやけどのただれの経過のように、一度悪くなった皮膚が
自然治癒の経過で少しずつ改善していくというイメージです。
安静にしていた方が、傷の治りは早いのですが、
表面以外の深部の組織は問題ないので、時間をかけて少しずつ傷は癒えてきます。
状態が悪い皮膚に対して、革靴を履いた事で、ずれや圧迫などの刺激で
少し状況が悪化した可能性はありそうです。
腫れがひどくなるようであれば、追加で抗生剤内服が良いと思います。
この状態から、革靴をお休みして、少しずつ落ち着いてくれば問題ないと思います。
ゴルフはその時の状況で、痛みが強いようであればお休みした方が良いと思います。
痛みの増悪が無ければ、様子みてやっても良いかもしれませんが、革靴はいたときと同じような感じで、また少し治癒まで長引いてしまうかもしれません。
経過で痛みが良い指標になると思うので
痛みの具合がひどくならなければ、そこまで心配しないで大丈夫だと思います。
参考にしてください。