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該当文章 陥入爪の痛みの原因は、爪が皮膚に食い込んでいることです。 なので食い込んでいる爪を、食い込まなくすることがポイントです。液体窒素で肉芽を消退させたり、軟膏治療で保湿したりすることで、皮膚が浸軟したり、また身体の持つ自然治癒力で、痛みが改善することもなくはないです。 なので、治るまで2週間という訳ではなく、治るかどうか2週間ぐらい様子を見てみましょうということだと思います。 痛みをとるのに確実なのは外科的に爪を部分的に切除することです。 食い込んでいる爪がなくなるので痛みが改善します。 爪部分カット https://medical-media.jp/treatment/#s2-3 ただし、一度陥入爪となった部分は皮膚か固くなって食い込みやすくなるので、爪が伸びてきたときに、再燃する可能性もあります。再燃を繰り返す場合は爪の幅自体を狭くする手術治療(フェノール法)もあります。 手術について解説 https://medical-media.jp/surgery/ 外科的な治療をせずに、良くなることを期待したいのであれば、軟膏だけでなくテーピング治療を併用すると良いと思います。皮膚を引っ張る事で爪への食い込みを軽減する方法です。現状できる方法なのでお勧めします。前述した爪の部分切除後も爪がのびるまでテーピングをしていると再発予防にもなります。 テーピング https://medical-media.jp/treatment/#s2-1 また、健康保険が適用されないですが、爪を矯正する方法もあります。爪を持ち上げることで、皮膚への食い込みを軽減する方法です。矯正治療は爪の先端に器具を装着するタイプが手軽で良いのですが、頂いた写真だと爪が短いのでこの方法は難しそうです。そうなると爪の表面に器具を張り付けるタイプが適応となるかもしれません。 セルフケアや矯正の解説 https://medical-media.jp/treatment/ 皮膚科の場合外科的な処置をあまり積極的にしてもらえない場合があるので、その場合は「形成外科」という診療科や、巻き爪治療を得意としている医療機関をHPなどで確認して受診してみると良いと思います(皮膚科の先生に確実に早く治したいと相談すると、紹介してくれる事もあると思います) 病院の探し方について解説 https://medical-media.jp/column/when-it-becomes-an-ingrown-nail/ 一度陥入爪になった場合、足の環境が同じであれば、陥入爪は再燃しやすいので再発予防のためのフットウェアの調整も余裕があれば考えてみると良いと思います。 フットウェアについて https://medical-media.jp/selfcare/#s2-2 長年、巻き爪・陥入爪治療に取り組んできた私の、治療に対する考え方です。こちらも参考にしてください https://medical-media.jp/#right_thought
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