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該当文章 ご相談ありがとうございます。 巻き爪の矯正治療は、爪が巻いてしまった、足の環境が変わらなければ、期間は爪の状況によって変わりますが、矯正をやめるとまた巻いてしまう場合が多いです。そういった意味では単純な矯正治療だけでは、根治療法ではないと考えています。 そういった矯正治療のデメリットがあるなか、何度も自費治療を患者さんに行うのが、申し訳なく思い、繰り返し付け外しができるこの器具を開発しました。 なので、再度巻いてくるのはある程度割り切って、矯正によって疼痛や巻き具合がある程度改善したら、器具も外れやすくなるので、いったんお休みして、様子をみて、また痛みがでれば装着するという感じでネイルエイドを使うのも良いと思います。 足の環境についてですが、例えば、細い靴を履いてい巻き爪になった場合は、そういった靴を履くことをやめれば環境が変わり、再発しない場合もあります。また歩き方や骨格が原因で巻き爪になっている場合、歩行指導を受けたり、オーダーメードのインソールを作成したりすることで、足の環境改善により、巻き爪再発の予防が期待できます。 ただ、このような対策で100%予防できるかと言われれば難しい部分もあります。またこういった治療を専門にやっていくれるところがあまりないのと費用が高くなってしまうのがネックです。ネットに1000円前後で「アーチサポート」タイプ(土踏まずを持ち上げるタイプ)のインソールがいくつかあるので、まずはこういったものを試してもらっても良いかもしれません 最後になりますが、根治的には爪の幅を狭くする手術という方法もあります。なんども繰り返す場合はそういった方法もあると、頭の片隅に入れておいてもらえれば気分的にも楽ではないかと思います。(私が外科医なので正直手術をお勧めすることも多いです) 環境改善や再発予防については以下の記事も参考にして下さい。 https://medical-media.jp/selfcare/#s2
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