陥入爪の手術の体験談8つ|フェノール法の痛み・術後経過・経験者のリアル

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陥入爪の手術の体験談8つ|フェノール法の痛み・術後経過・経験者のリアル

巻き爪の治療法で手術という選択肢があります。
フェノール法という手術は、短時間で手術が終わり、痛みも少ないといわれていますが、実際にはどうなのでしょうか。

〈この記事を読んでわかること〉

  • フェノール法の手術を受けた人のリアルな体験談
  • 手術の痛みに関する率直な感想
  • 経過観察中の傷口について
  • 陥入爪の治療で手術を選択するべきか

これから手術を受けようと検討している方や、手術の痛みに関して不安に感じている方は、体験された方の意見を参考になさってください。

陥入爪治療で手術を選択するべきなのか、という点に関してもご説明していきます。

この記事の監修をお願いしている簗医師の、解説記事へのリンクを文中に掲載しています。より詳しく知りたい方は、簗医師の解説記事もご覧ください。不明な点は掲示板(https://medical-media.jp/bbs/)からご相談ください

 

専門医のワンポイントコメント

一般的に「巻き爪」と「陥入爪」という言葉は混同して使われている場合がありますが、「巻き爪」と「陥入爪」は別の状態を表します。

この記事ではわかりやすいように一部「陥入爪」を含めて「巻き爪」という言葉で表現している場合があります。違いについての詳細は解説記事を参照してください。

 

  • 巻き爪=爪甲が彎曲した状態
  • 陥入爪=爪甲が側爪郭に陥入し炎症を引き起こした状態

 

簗医師の解説記事 https://medical-media.jp/basic/#s5

陥入爪手術の症例

10歳の男の子のフェノール法の手術の症例をご紹介します。

変形はそこまでひどくないですが爪の幅が少し広いことも原因で食い込んでいましたので、手術で爪の幅を狭くする方針にしました。
フェノール法は術後の痛みが小さい手術法で、1週間後のサッカーの試合もOKとなりました。

陥入爪症例

陥入爪手術の症例からわかるメリット

この10歳の少年の陥入爪の症例からわかる、フェノール法のメリットはこちらです。

  • 手術後すぐに歩ける
  • 術後は安静が不要でありスポーツも可能
  • 10歳の少年でも手術が受けられる

フェノール法の手術は、他の手術法と比べると簡便に行えるというメリットがあります。
この症例について、詳しい記事はこちらです。

手術症例(フェノール法)10歳の男の子を手術しました

陥入爪手術フェノール法の体験談

陥入爪の手術のひとつ、フェノール法の体験談をSNSから集めました。
フェノール法は痛みが少なく、簡便に行えるというメリットがあるとご説明しました。
実際に手術を受けた方の実感としてのリアルな声もチェックしておきましょう。

陥入爪の手術は短時間で終わる

陥入爪の手術は30分程度の施術で終わります。
手術の時間は短時間で、当日歩いて帰宅できるというのがフェノール法の大きなメリットとなります。

実際に陥入爪の手術をフェノール法で受けた方の体験談をご紹介します。

  1. 手術が早かったという体験談
  2. 形成外科でフェノール法の手術をした体験談

手術が早かったという体験談

フェノール法の手術の所要時間は30分程度で、外来で行えます。
手術というと大がかりなイメージがあるかもしれませんが、入院が不要で日帰りで処置ができるのがメリットのひとつです。

こちらの方も、手術の後にお買い物をして帰る余裕があるようです。
フェノール法は、仕事や学校が休めない方でもスケジュールの心配なく受けられる手術だとわかります。

形成外科でフェノール法の手術をした体験談

巻き爪が原因で親指が化膿してしまったという方の、フェノール法の体験談です。
手術は勇気のいる決断かもしれませんが、「もっと早く手術すればよかった」という実感があるようです。

陥入爪の手術は痛いのか?痛みの体験談

陥入爪の手術は麻酔をしますし、手術自体の痛みはないといわれています。
実際には麻酔の痛みや、麻酔が切れた後の痛みがあったと訴える方もいるようです。

  1. 麻酔の痛みを訴える陥入爪の手術体験談

  2. フェノール法術後の経過観察が痛かった

  3. フェノール法術後に肉芽ができて痛かった

麻酔の痛みを訴える陥入爪の手術体験談

両足ともに手術をした方の体験談ですが、「麻酔が痛かった」とおっしゃっています。
麻酔は手術の痛みを緩和させるためのものですが、麻酔の注射で痛みを苦痛に感じてしまう方もいます。

また術後1~2時間すると麻酔が切れて、翌日まで痛みが続くと訴えられる方もいます。
術後には消炎鎮痛剤をお渡ししていてますので、我慢できないような強い痛みではありません。

フェノール法術後の経過観察が痛かった

陥入爪の手術に関しては、「痛みが少ない」「短時間で帰宅できる」といったメリット面が強調されます。
術後の経過観察に関しては、あまり体験談がないのでこちらのSNSをご紹介しました。

手術の際は麻酔が効いていますので痛みの苦痛はありませんが、経過観察での処置で痛みを感じたという体験談です。

フェノール法術後に肉芽ができて痛かった

肉芽とは、皮膚や手術の傷口に炎症が生じて、治癒する段階でできるデキモノです。
フェノール法の手術で肉芽ができるというよりは、巻き爪が悪化した際にできるケースが多いです。

肉芽腫ができると、進行具合によりますがステロイドで治療していくのが一般的です。

陥入爪の手術後の様子を報告した体験談

フェノール法の手術直後ではなく、数日後の様子を報告している投稿もあります。
傷口の写真を投稿されているものもありますので、苦手な方は閲覧をお控えください。

  1. フェノール法術後3日の写真
  2. 巻き爪手術1週間後の体験談

フェノール法術後3日の写真

 

フェノール法による陥入爪の手術は、切除した爪の部分は恒久的に生えてこなくなります。
しかしフェノールの塗布量が少なかったり、適切に塗布されていないと再発の可能性があります。

3日後でも痛みが続くようであれば、病院で相談した方がいいかもしれません。

巻き爪手術1週間後の体験談

陥入爪の手術をした2日後にはシャワー、3日後には入浴が可能となります。
化膿などのトラブルがなければ、3週間ほどで傷口も綺麗になるといわれています。

手術後の違和感や痛みを感じたら、手術をした病院に問い合わせてみてもいいでしょう。

陥入爪を手術で治療する意味

陥入爪の手術のリアルな体験談を読むと、「痛みが強そう」「やはり手術はやめておこうかな」と不安な気持ちになってしまった方もいるかもしれません。

しかし手術は爪の横幅を狭くする処置なので、陥入爪の再発率が低く、巻き爪の根治的な治療だと言われています。

手術自体は痛みがなく短時間の処置で終わるとはいえ、麻酔が切れた後の痛みや、手術後の傷口が綺麗に治るまでは油断はできないかもしれません。
しかし、巻き爪そのものの痛みや悩みから解放され、再発率も低いため今後もその悩みから解消されると考えるとどうでしょうか。

セルフケアや保存的治療といった方法で何度も巻き爪の痛みを繰り返している方は、手術を検討してみてもいいかもしれません。

陥入爪の手術の種類

陥入爪手術

陥入爪の手術の体験談として、フェノール法という方法の体験談をご紹介しましたが、陥入爪の手術は他にも種類があります。
陥入爪の手術の種類は、主にこちらの方法となります。

  1. フェノール法
  2. NaOH法
  3. 鬼塚法・児島法

フェノール法

フェノール法とは、爪を作る爪母という部分にフェノールという薬剤を塗布し、爪の一部を恒久的に生えさせない方法です。
爪の横幅が短くなってしまうというデメリットがありますが、短時間で手術がおわり、安く再発も防げます。

陥入爪の手術治療のフェノール法とは?フェノール法のメリットや注意点についても徹底解説

NaOH法

フェノールではなく、NaOH(水酸化ナトリウム)を塗布して爪母組織に塗布する手術方法をNaOH法といいます。
フェノール法と同様の手順で行われ、主な違いは使用する薬剤です。

多くの病院ではフェノール法を用いており、NaOH法で手術をしている病院を探すのが難しいというデメリットがあります。

鬼塚法・児島法

ハサミやメスで爪母細胞を切除する外科手術をする方法を鬼島法や児島法といいます。
フェノール法と比較すると術後の痛みが強く出てしまうというのがデメリットです。

ケースによっては入院する場合もあり、患者さんの負担がかかるという点でフェノール法で手術を行う病院が多いようです。

 

専門医のワンポイントコメント

いろいろな手術方法がありますが、私はフェノール法をお勧めしています。以前は鬼塚法や児島法を行っていましたが、最近は実施する機会が減っています。
昔ながらの手術も、うまく行くと短期間で治癒する良い方法なのですが、フェノール法に比べて術後の痛みが強い点と、術後安静が不十分だと創部のトラブルが起こることがある点などが、デメリットと感じています。
以下のページでフェノール法を動画や写真で詳しく解説しています。参考にしてください

https://medical-media.jp/surgery/

陥入爪の手術の費用

陥入爪の手術は保険適用となりますので、手術といえど自己負担額は抑えられています。

フェノール法の手術で7,500円程度を目安として覚えておきましょう。
手術後は3回ほど通院する必要がありますので、トータルでの費用は10,000円程度を予定しておきましょう。

セルフケア用品などと比較すると高額な治療にはなりますが、何度も巻き爪に悩まされているという方にとっては手術も検討の余地があるのかもしれません。

 

手術の痛みが不安な人は矯正治療を

陥入爪手術不安

陥入爪の手術についてご説明しましたが、陥入爪・巻き爪の治療は手術だけではありません。
ワイヤーを使った矯正治療で爪を本来の形に戻し、皮膚への負担を和らげる方法もあります。

手術は最終的な治療ととらえ、巻き爪を自分で治す方法として「ネイルエイド」を使用してみるのがおすすめです。
巻き爪の治療方法はいくつか選択肢がありますので、症状や進行具合、ご自身の希望に合った方法を見つけていきましょう。

陥入爪の手術は治療のひとつ

陥入爪の手術は、フェノール法という方法が用いられるケースが多く、SNSで体験談もありました。
フェノール法は患者さんへの負担が少ない方法だといわれていますが、痛みの感じ方には個人差があり、特に手術後には痛みを訴える患者さんもいます。

陥入爪の治療方法は手術だけではありませんので、手術の痛みに不安を感じる方は別の治療法を検討してもいいかもしれません。
もちろん陥入爪の進行具合にもよりますが、治療の選択肢を広く考えて適切な方法を選んでいきましょう。

 

専門医のワンポイントコメント

巻き爪をしっかりと対応してくれる医療機関は、まだまだ少ないと考えています。医療機関を探すのは難し部分もありますが、以下の記事で医療機関の探し方についてい解説しているので参考にしてください。

簗医師の解説記事 https://medical-media.jp/column/when-it-becomes-an-ingrown-nail/

 

ネイルエイドの購入はこちらから:https://medical-media.shop/

 

【監修 埼玉医科大学 形成外科 簗由一郎医師】

ご不明な点は、相談掲示板(https://medical-media.jp/bbs/)からご相談ください