巻き爪の正しい切り方は?タイミングや切る際の注意点も解説

爪の先端が内側に曲がる「巻き爪」の症状に、お悩みの方もいるのではないでしょうか。巻き爪は足の見た目が悪くなるだけでなく、炎症や痛みなどさまざまなリスクがあります。巻き爪の症状を改善させたり、予防したりするためには、正しい爪の切り方を身に付けることが重要です。

 

今回の記事では、巻き爪の正しい切り方についてご紹介します。爪を切るタイミングや、切る際の注意点についても解説していますので、巻き爪にお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

巻き爪の正しい切り方

巻き爪の正しい切り方のコツについてご紹介します。

①爪を切るタイミングは入浴後

巻き爪を切るタイミングは、入浴後の爪がやわらかくなっているときをおすすめします。乾燥して硬くなっている爪を切ると、ひび割れなどが生じる恐れがあります。

②爪切りは「直線刃」がおすすめ

4 巻き爪 切り方②

爪切りには、ニッパー型と平型の2種類があります。病院などでは、硬めの爪でも切りやすいニッパー型の爪切りが使用されることが多いです。一方一般家庭では、扱いやすい平型の爪切りが主流です。

 

どちらのタイプの爪切りであっても、刃の形がアーチ状のタイプと直線状のタイプがあります。爪を丸く整えるためにはアーチ状が重宝しますが、足の爪を切るためには直線状タイプがおすすめです。ニッパー型であっても平型であっても、巻き爪の爪切りには直線タイプを選びましょう。

 

専門医のワンポイントコメント
巻き爪を切る際には、適切な爪切りを選ぶことも重要です。爪切り選択のポイントは、下記2点です。

  • よく切れること
  • 直線刃であること

日本製のしっかりした爪切りを選ぶことを、おすすめします。

簗医師の解説記事:https://medical-media.jp/selfcare/#s2-3

③爪切りの前に角質や汚れを取り除く

爪切りの前には、爪まわりの角質や汚れを取り除いて清潔にしておくことも重要です。巻き爪によって化膿や炎症が生じている場合は、とくに慎重に汚れを除去しましょう。汚れのある状態で爪を切ると、切った部分から細菌が入り込んでさらに炎症が悪化する恐れがあります。

 

また角質や汚れを取り除いておくことで、爪と皮膚との境界線が分かりやすくなるメリットもあります。誤って皮膚を切るトラブルを防ぐためにも、爪まわりをきれいにしておきましょう。

 

ただし、化膿や炎症が生じている場合、強い力で無理にこすったり汚れを出したりするのは避けましょう。無理に患部を触ると、炎症が悪化する可能性があります。



④爪の形は「スクエアオフカット」にする

巻き爪 切り方➂

爪を切る際は、仕上がりの形を意識しましょう。巻き爪を防止するためにおすすめの形は「スクエアオフカット」です。スクエアオフとは、四角い形で角に丸みを付けたタイプを指します。

 

スクエアオフカットに仕上げる方法は、以下のとおりです。

 

  1. 爪切りを使ってまっすぐ切る
  2. 両方の角を少し丸くなるように切る

 

巻き爪を防止するためには、深爪やシャープな形は避けるのが無難です。とくに爪を短く切りすぎると、巻き爪のリスクが高まります。長さを調整する際は、爪の白い部分が少し見えるぐらいを目安に適度な長さを保ちましょう。

 

専門医のワンポイントコメント
爪の切り方の最大のポイントは「スクエアオフカット」つまり四角に切ることです。 端が食い込まないように、角を少し残して爪を切るのが、巻き爪・陥入爪とならないための重要なポイントです。

簗医師の解説記事:https://medical-media.jp/selfcare/#s2-3

⑤仕上げに切った面をヤスリで整える

爪切りを使って爪を切ったら、仕上げにヤスリで整えましょう。切った面がなめらかに仕上がります。ヤスリを使用する際は、双方向にこするのではなく、一方向にスライドさせるのがポイントです。ゴシゴシと双方向にこすると、ひび割れや二枚爪などのリスクが高まります。



巻き爪を切る際の3つの注意点

巻き爪 切り方④

巻き爪を切る際の3つの注意点についてご紹介します。

長すぎ・短すぎ(深爪)はNG

爪を切る際、長すぎず短すぎない長さへの調整が重要です。爪が長すぎると、靴などからの負担を受けやすくなるため、変形や巻き爪のリスクが高まります。また、短すぎる深爪の状態は、巻き爪などさまざまなトラブルの原因です。

 

また、爪は頻繁に切りすぎないようにするのも大切です。足の爪は手の爪よりも伸びるスピードが遅く、1日あたり約0.05mm伸びるとされています。季節や年齢などによって伸びるスピードは異なりますが、目安として3~4週間に1度のペースがおすすめです。頻繁に切りすぎると、深爪になったり炎症を起こしたりする可能性があります。

爪まわりの皮膚を切らないよう気を付ける

爪や皮膚の炎症を防ぐために、爪まわりの皮膚を切ってしまわないように気を付けましょう。爪切りを使う際は、刃と爪の位置関係を確認しつつ慎重に作業を進めるのがポイントです。

炎症を起こし、痛みをともなう場合は安易に切らない

巻き爪がすでに炎症を起こしていたり、強い痛みをともなっていたりする場合は、安易に爪を切らないようにしましょう。痛みを和らげるために爪を切っても、切った部分からさらに巻き爪が進み、皮膚に刺さっていく可能性があります。

 

症状を悪化させないためにも、まずは病院を受診して医師の指示を受けてください。爪の切り方やケアの方法についても、アドバイスを仰ぐとよいでしょう。



ほかの人の巻き爪を切る場合は、より慎重に!

巻き爪 切り方⑤

自分で爪切りができない子どもや高齢者などの爪を切る場合は、より慎重に行いましょう。ほかの人の爪を切る際のポイントは、以下のとおりです。

 

  1. 正面から指先が見やすい体勢をとる
  2. 爪まわりに汚れや角質がたまっていれば、濡らした綿棒などを使ってやさしく除去する
  3. 利き手と反対の手で指の腹と爪の表面を支え、皮膚を切らないように爪と刃の位置を確認しながら、少しずつ爪を切っていく

 

なお硬い爪や巻き爪など、切ってあげるのが難しいと感じた場合は、皮膚科などの専門機関に相談しましょう。

正しい切り方は巻き爪の予防にもつながる

巻き爪 切り方➅

今回ご紹介した爪の正しい切り方は、巻き爪の改善だけでなく予防にもつながります。反対に深爪など間違った切り方を続けていると、巻き爪が生じたり悪化したりする原因となります。爪を健康に保つためにも、爪切りの正しい方法を身に付けましょう。

 

爪切りの正しい方法を知る以外にも、巻き爪を予防するためには生活を見直すことが大切です。巻き爪の予防法としては、以下のようなものが挙げられます。

 

  • 正しい爪切りを行う
  • 自分の足に合った靴を履く
  • 歩く機会を増やす
  • 歩き方を見直す
  • 爪の保湿を習慣にする

 

専門医のワンポイントコメント
巻き爪を予防するためには、歩き方や靴の選び方、爪の切り方を見直しましょう。 また、巻き爪の直接的な予防というわけではありませんが、足を清潔に保つことも重要です。清潔に保つことは、爪や皮膚の病気の予防になります。

簗医師の解説記事:https://medical-media.jp/selfcare/#s2

まとめ

今回は、巻き爪の正しい切り方についてご紹介しました。巻き爪の原因の一つとして、短すぎる深爪が挙げられます。深爪を改善して爪に負担がかかりにくい形に整えることで、巻き爪の改善および予防に努めましょう。

 

巻き爪を改善させるためには、正しい切り方を身に付けるとともに適切な処置を施して、爪の形を正常に戻す必要があります。自宅で気軽に爪を矯正できるアイテムとして「ネイル・エイド」がおすすめです。

 

ネイルエイドは取りつけるだけで爪を平坦に矯正できるアイテムで、大学病院などでも使用されています。初心者でも扱いやすい仕様になっているので、自宅で爪の矯正をしたい方は、以下のサイトからチェックしてみてください。

 

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【監修 埼玉医科大学 形成外科 簗由一郎医師】