巻き爪の前兆・初期症状とは?なりやすい人はいる?対処法もあわせて解説

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爪に痛みを感じる、爪のカーブがきつくなる、爪を切りにくく感じる、などの症状は、巻き爪の前兆かもしれません。巻き爪を放置していると、炎症や痛みが悪化してしまう恐れがあるため、早めの対応が必要です。

 

そこで今回は、巻き爪の前兆や初期症状、なりやすい人などについてご紹介します。巻き爪の悪化を防いで健康的な爪を保ちたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

専門医のワンポイントコメント

一般的に「巻き爪」と「陥入爪」という言葉は混同して使われている場合がありますが「巻き爪」と「陥入爪」は別の状態を表します。

 

この記事ではわかりやすいように一部「陥入爪」を含めて「巻き爪」という言葉で表現している場合があります。違いについての詳細は解説記事を参照してください。

 

  • 巻き爪=爪甲が彎曲した状態
  • 陥入爪=爪甲が側爪郭に陥入し炎症を引き起こした状態

 

簗医師の解説記事:https://medical-media.jp/basic/#s5

巻き爪の前兆・初期症状

21 巻き爪 前兆 (2)

まずは、巻き爪の前兆や初期症状についてご紹介します。

爪のカーブがきつくなった

本来、爪はゆるやかなアーチ状の形になっています。しかし巻き爪になりかけている爪は、カーブがきつくなっているのが特徴です。症状がひどくなると、巻物のように内側に丸まった形状になります。前と比べて爪のカーブがきつくなったと感じる方は巻き爪を疑ってみてください。

爪を切りにくく感じるようになった

以前よりも爪を切りにくく感じるようになった方は、爪が巻いてきている可能性があります。巻き爪になると爪のカーブがきつくなるため、一般的に販売されている爪切りでは爪を切るのが困難です。

つま先に痛みを感じるようになった

巻き爪の前兆として、つま先に痛みを感じる症状も挙げられます。爪が内側に巻いて皮膚に刺激を与えることによって、痛みが生じるのです。また巻き爪になると爪の真ん中部分の位置が高くなるため、靴からの圧迫で痛みを感じることもあります。

 

爪を深く切りすぎると、爪の先端が皮膚に食い込み、陥入爪と呼ばれる状態になる恐れがあります。巻き爪と陥入爪を併発している場合、炎症による痛みや腫れ、赤みがよりひどくなるので注意が必要です。

こんな場合は、陥入爪を発症している可能性がある!

陥入爪を発症している可能性

爪が内側に巻き込んでいる状態を巻き爪というのに対し、爪が皮膚に食い込んで炎症を起こしている状態を陥入爪といいます。ここからは、陥入爪を発症している可能性があるケースについてご紹介します。

爪は巻いていないが、皮膚に刺さっている&痛みがある

爪の先端が巻いていないのにつま先に痛みを感じる場合、陥入爪になっている可能性があります。深爪などが原因で、爪の端が皮膚に刺さっているケースです。痛みを和らげるためには、早急に病院を受診する必要があります。

爪が巻いていて、皮膚に刺さっている&痛みがある

爪が巻き込んでおり、痛みが生じているうえに皮膚に刺さっている場合、陥入爪と巻き爪が併発している可能性があります。爪の先端が皮膚に刺さっているため、強い痛みや腫れ、赤みなどが生じるケースも少なくありません。

巻き爪になりやすいのはどんな人?

爪を切る様子

ここからは、巻き爪になりやすい人の特徴についてご紹介します。

爪を切る際、ラウンドカットや深爪になっている人

誤った爪の切り方をしていると、巻き爪になりやすいです。とくにラウンドカットや深爪になっている方は、皮膚の中に爪の先端が埋もれて、歩くときに皮膚から爪にかかる圧力が大きくなります。爪が外側から大きな圧力を受けることで、内側に巻き込みやすくなるのです。

専門医のワンポイントコメント

爪の切り方の最大のポイントは「スクエアカット」つまり四角に切ることです。

 

また、切り方だけでなく爪切りの選び方も重要です。選択の際には、以下2つのポイントを押さえましょう。

 

  1. よく切れること
  2. 直刃であること

 

一般的な爪切りは、爪を丸くカットしやすいように、軽いカーブがついていることが多いです。手の爪を切るときはこのカーブが使いやすいのですが、足の爪はスクエアカットが基本となるので、直刃が使いやすいと思います。

 

簗医師の解説記事:https://medical-media.jp/selfcare/#s2-3

足先が詰まった靴やハイヒールを頻繁に履く人

足に大きな負担がかかるような靴を履いている方は、巻き爪になりやすいです。とくに足先が詰まった靴やハイヒールを頻繁に履いていると、歩くことで爪が靴からの圧力を受け、曲がりやすくなります。

日常生活で歩く量が少ない人

寝たきりの方や療養中で歩けない方など、日常生活で歩く量が少ない方は巻き爪のリスクが高いです。通常は歩くことによって足に適度な圧力がかかり、爪の形が平坦にキープされます。しかし歩く機会が少なくなると、爪の形を保つ圧力が減ってしまうため、爪が巻き込みやすくなるのです。

 

爪のゆるやかなカーブを保つためには、普段から適度に歩く習慣を付けてみてください。

浮き指や扁平足、外反母趾の人

浮き指や扁平足、外反母趾など、足に何らかの疾患を抱えている方は巻き爪に注意が必要です。足が変形していると正常な歩き方が難しくなるため、歩くときに正常な方向から足の爪に圧力がかかりにくくなります。これにより、爪の形に異常が生じやすくなるのです。

爪が乾燥している人

お肌と同様に、爪も乾燥によってダメージを受けやすくなります。乾燥している爪は、爪の柔軟性が失われているため、外から圧力で巻いてしまった爪の形状が固定されやすく、巻き爪になるリスクが高くなるといえます。

 

ハンドケアやスキンケアと同じように、普段から足の爪もしっかり保湿するよう意識してください。とくにジェルネイルやマニキュアなどの薬品を爪に塗ると、爪が乾燥しやすくなります。ネイルをしている方は、こまめに爪をケアしましょう。

家族が巻き爪の人

先天的な骨格や遺伝の影響によって、巻き爪になる方は少なくありません。生まれつき足の指に体重がかかりにくい骨格をしていたり、爪が薄かったりする場合、爪が曲がりやすい体質の可能性があります。ご家族に巻き爪の方がいる場合は、巻き爪への予防意識を高く持ち、生活習慣を見直しましょう。

専門医のワンポイントコメント

長く巻き爪外来で診療をしていると、親子や兄弟の治療をして差し上げた患者さんなども多くいます。巻き爪が自体が遺伝するわけではないですが、巻き爪になりやすい爪の形状や、骨格が関係する歩き方、また生活環境なども親子で引き継がれるなどともいます。

 

簗医師の解説記事:https://medical-media.jp/selfcare/#s1-2

巻き爪の前兆・初期症状が表れた場合の対処法

ここからは、巻き爪の前兆や初期症状が表れた場合の対処法についてご紹介します。

原因を取り除く

巻き爪を改善した女性

巻き爪を悪化させないためには、普段の生活を見直して原因となっている要素を取り除くのが重要です。たとえば、以下のような項目について気を付けてみてください。

 

  • 正しい爪切りをする
  • 自分の足に合った靴を、正しく履く
  • 日常で歩くことを心がける
  • 爪を清潔に保ち、保湿する
  • 扁平足、外反母趾などの病的要因を治療する

 

巻き爪を防止するためには、爪切りの方法を見直すことが重要です。深爪やラウンドカットではなく、四角い形状で適切な長さに切りましょう。

 

また適度に歩くことを習慣にして、つま先に適切な圧力をかけてください。爪への負担を減らすために、爪を清潔に保って保湿することも大切です。

セルフケアを行う

コットンでセルフケア

巻き爪の症状が軽いうちは、セルフケアによって改善を試みましょう。セルフケアの方法としては、以下のようなものが挙げられます。

 

  • コットンパッキング法
  • テーピング法
  • 矯正グッズの使用

 

コットンパッキング法とは、爪と皮膚の隙間にガーゼなどを挟み込んで、爪の食い込みを防止する手段です。またテーピング法とは、テープや絆創膏を使って爪周りの皮膚を引っ張り、皮膚と爪の間を広げる方法を指します。

 

セルフケアによって巻き爪を矯正するなら、巻き爪矯正グッズを活用するのもおすすめです。その中でも「ネイル・エイド」は、矯正力の高さによってひどく変形した爪にも使用できます。慣れていない方でも扱いやすい仕様なので、ぜひ手に取ってみてください。

 

セルフケアについては以下の記事でもくわしく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

なお、痛みが激しい場合や炎症が生じている場合など、症状が進んでいるのであれば、病院を受診して専門的治療を受けましょう。

まとめ

今回は、巻き爪の前兆や初期症状、なりやすい人の特徴などについてご紹介しました。爪のカーブがきつくなったり、つま先に痛みを感じたりする場合は、巻き爪になっている可能性があります。巻き爪の症状悪化を食い止めるためには、爪の切り方や靴選びなどを見直したり、セルフケアで爪の変形にアプローチしたりしましょう。

 

セルフケアで巻き爪を改善させたい方には、巻き爪矯正器具である「ネイル・エイド」がおすすめです。ネイル・エイドは優れた矯正力でさまざまな形状の爪に使用でき、着脱簡単なので誰でも気軽に扱えます。巻き爪の前兆が見られた場合は、症状を悪化させる前にぜひネイル・エイドを試してみてください。

 

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【監修 埼玉医科大学 形成外科 簗由一郎医師】