扁平足の症状とは?原因は何?改善・予防法や巻き爪との関係性も解説

「扁平足の原因や症状を知りたい」「扁平足を治すにはどうしたらよいの?」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。扁平足は加齢や誤った歩き方などによって起こり、扁平足になる方は巻き爪にもなりやすいといわれています。

 

今回の記事では、扁平足の原因や症状、改善方法、巻き爪との関係性などについてご紹介します。扁平足の症状や巻き爪との関連について知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

扁平足とは

足首をおさえる人の足元

人間の足は本来、土踏まずに沿って弓の形のようにアーチ型に曲がっています。扁平足とは、このアーチを支える組織が何らかの原因によって崩れ、足の裏が平らな形になった状態のことです。

扁平足の確認方法

扁平足になっているかどうかをセルフチェックする方法は、以下のとおりです。

 

  1. 足を地面につけた状態で、床と土踏まずの間に指を入れる
  2. このとき、指の入る隙間がない場合は扁平足の可能性あり

 

上記のセルフチェック方法をしても扁平足かどうかわからない場合は、整形外科を受診してレントゲン検査を受けましょう。

扁平足の種類と原因

白い靴を履いて歩く人の足元

ここからは、扁平足の種類と原因についてご紹介します。

幼児期扁平足

幼児期扁平足とは、乳幼児期に足裏のアーチがなく平らになっている状態のことです。足裏の靭帯が未発達なことにより、十分にアーチが形成されないことが原因とされています。幼児期扁平足には一般的に症状がなく、成長するにつれて改善されていくことがほとんどです。

成人期扁平足

成人期扁平足には、幼児期からうまく発達しない先天的なものと後天的なものがあります。後天的な成人期扁平足は、加齢や誤った歩き方、肥満などによって足のアーチを形成する組織が傷つくことが主な原因です。

 

後天的な成人期扁平足の症状としては、くるぶしの下部分の内側に生じる腫れや痛みが挙げられます。放置していると、つま先立ちができにくくなったり、歩行に影響が生じたりします。

【自分でできる】扁平足の改善・予防法

足の裏を伸ばす人

扁平足による症状が軽度の場合、セルフケアを試して改善を試みるのがおすすめです。ここからは、扁平足の改善・予防法についてご紹介します。

自分の足に合った靴を履く

扁平足の原因となる足への過度な負担を防ぐためには、自分の足に合った靴選びが大切です。きつすぎる靴や緩すぎる靴、ヒールの高い靴などは避けて、足にフィットする靴を履くことで、症状悪化を防止することが期待できます。

足首周り・足裏のストレッチを行う

足裏の筋力を上げるため、足首周りや足裏のストレッチを行うのがおすすめです。ストレッチ方法は、以下を参考にしてください。

 

  1. つま先を内側に向ける
  2. 土踏まずを浮かせるイメージで踵を上げる
  3. 踵を上げたり下げたりする動作を20回繰り返す

 

このようなストレッチは、毎日隙間時間などに行いましょう。ただし痛みなどの症状が表れた場合は、すぐにストレッチを中止してください。

減量する

肥満が原因で足裏の脂肪が増え、扁平足になっている場合は、減量によって足裏の形状を正常にする必要があります。運動や食生活を見直してダイエットをすることで、足裏だけでなく全身の負担緩和にもつながるでしょう。

インソールを活用する

インソールとは、靴の中敷きのことです。扁平足で足が平らになると、歩行時に土踏まずだけに過度な負担がかかり、さまざまな足トラブルの原因となります。インソールを使うことによって、足裏にかかる荷重バランスを正常に戻すことが期待されているのです。

専門医のワンポイントコメント

オーダーメードのインソールがおすすめですが、費用が高く対応してくれる医療機関や施設もなかなか見つからないのが現状です。

 

市販のインソールは、足の形によって合う合わないはあると思いますが、お求めやすい価格で販売されているので、一度試してみる価値はあると思います。

 

簗医師の解説記事:https://medical-media.jp/selfcare/#s2-3

【医療機関で受けられる】扁平足の治療

足の裏にソールを合わせる様子

ここからは、病院で受けられる扁平足の治療法についてご紹介します。

足底板療法(インソール)

足底板(インソール)を靴に装着することで、土踏まずの代わりの役割を果たし、足や腰、股関節、膝にかかる負担を緩和します。足底板療法で改善が見られない場合は、手術療法などを勧められるケースもあります。

リハビリ・各種指導

扁平足の治療法として、リハビリや各種指導も行われます。主な指導内容としては、以下のようなものが挙げられます。

 

  • 足裏の筋力を上げる
  • 減量をする
  • ヒールなど足に負担がかかる靴を避ける など

 

上記の項目は、扁平足の治療だけでなく予防法としてもおすすめです。

手術療法

扁平足が重度の場合は、手術療法によって足裏の形を矯正します。手術では踵部分の骨を切ったり、腱を再建したりする方法が一般的です。

扁平足の人は巻き爪にもなりやすい

巻き爪とは、爪が変形して内側に巻き込んだ状態のことです。巻き爪の原因としては、以下のようなものが挙げられます。

 

  • 間違った爪切りをしている
  • 足に合わない靴を履いている
  • 不適切な靴の履き方をしている
  • 歩く量が少ない
  • 歩き方に問題がある
  • 爪が乾燥している
  • 先天的な骨格の影響

 

上記のように、巻き爪の原因の多くは扁平足の原因とも共通します。そのため、扁平足の方は巻き爪にもなりやすいといわれているのです。また扁平足によって荷重バランスが崩れ、爪に負担がかかる歩き方をすることによって、巻き爪が引き起こされる可能性もあります。

専門医のワンポイントコメント

偏平足だとなぜ巻き爪になりやすいのか、巻き爪の原因・予防法について、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひチェックしてみてください。

 

簗医師の解説記事:https://medical-media.jp/selfcare/

扁平足&巻き爪になってしまった場合の対処法

茶色と白のテーピング

ここからは、扁平足と巻き爪が一緒に引き起こされた場合の対処法についてご紹介します。

軽度の場合:セルフケアを行う

症状が軽度の場合、上記でご紹介した扁平足のセルフケア方法とあわせて、以下のような巻き爪のセルフケアも試してみてください。

 

  • コットンパッキング法
  • テーピング法
  • 矯正グッズの使用

 

コットンパッキング法とは、皮膚と爪の間にコットンやガーゼを挟み込み、痛みを軽減するやり方です。テーピング法は、テープや絆創膏で皮膚を引っ張って爪と皮膚の隙間を広げ、爪が刺さるのを防ぐやり方を指します。

 

また巻き爪矯正グッズを用いる場合は、耐久性と矯正力のある「ネイル・エイド」がおすすめです。ネイル・エイドは着脱がしやすく気軽に使えるため、慣れていない方でも扱いやすくなっています。軽度の巻き爪を改善させたい方は、ぜひネイル・エイドを試してみてください。

日常生活に影響を及ぼす場合:医療機関を受診する

日常生活に影響を及ぼすほど症状が進んでいる場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。扁平足をともなわない巻き爪であれば、皮膚科や形成外科、フットケア外来の受診が適しています。

 

一方で扁平足をともなう巻き爪の場合は、まずは整形外科を受診し、医師の指示を仰ぎましょう。

まとめ

今回は、扁平足の原因や症状、改善方法、巻き爪との関係性などについてご紹介しました。扁平足を改善するためには、医療機関で適切な治療を受けるほか、インソールの使用などによって足への負担を和らげることが重要です。

 

扁平足をケアするためのインソールをお探しの方には、医師が考案・監修したオーダーメイドインソール「HOCOH(ホコウ)」がおすすめです。また軽度の巻き爪をともなっている場合、巻き爪矯正器具「ネイル・エイド」の使用が適しています。扁平足ケアグッズが気になる方は、ぜひこれらの商品をチェックしてみてください。

 

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【監修 埼玉医科大学 形成外科 簗由一郎医師】